2007年05月01日

命を買うという事。

またです。
今度は鹿児島県の繁殖場です。


ュ児島繁殖場SOS.jpg


こんな状態にしてもなおオーナーは、犬達を何とかお金に換えようとしているようです。

そして、こんな状態にしてもなおオーナーは、動物取扱業者として行政から認可・登録を受けようと目先の、目くらましとして
現場を改装したり建物を壊したり 新たに設置したりしているようです。

愚かしい。


4月の28日に、
大阪のブルセラ症集団感染の陽性犬119頭が安楽死処分されたばかりですが、
あの子達も繁殖に利用するだけさせられた
何の罪もない命でした。
あの犬達の無念の魂がまだ感じられるそばから
こうやってまた、別の罪無き命が苦しめられていて。


そして今日も、保健所に持ち込まれた沢山の犬や猫たちが苦しみながら殺処分されていて。




いい加減、このループを断ち切ることはできないでしょうか。
私に出来ることは?


そこにお金が生まれて、
いくらでも抜け道がある現状では、
悪質な、愛なき繁殖業者はいくらでも沸いてくるのだと思います。

自分の時間と体を使って、
ボランティアさんが崩壊した繁殖場をレスキューしてくれたのに、
その繁殖場の現場オーナーだけが首切りをさせられて、
大元の出資者や、裏から手を回している人間が
新たに別の場所で、また繁殖業を始める事も多いようです。
それもまた同じような劣悪な環境で。

このループを断ち切るために、
私たち買う側、飼い主側が
率先して意識を変えていかなくていけないのだと思います。

命を買っている、という事。
悲惨な繁殖の現状は、私達買い手が支えているのです。


世話をかければそれなりのお金もかかります。
ばらまくように安価で犬を売りさばく繁殖者やショップは、
薄利多売でヒートの度に妊娠させます。
母犬はボロボロになります。

そしてそういった安く安易に買える純血種にむらがる買い手側が、
悪質な繁殖者を増やし、不幸な犬猫を増やしているのです。

その悪循環を断ち切らなければ、
繁殖場のレスキューも無くならないし、
苦しい一生を過ごさねばならない犬猫も減りません。



生体販売反対。.gif
生体展示販売している場所では何も買いません。

ペットショップのガラスケースの中ばかりではなく、
ネットオークションで生体を販売するサイトもあるようですが、
愛と誇りを持って繁殖している人間は、
顔も知らない相手に大事な犬を売ったりしません。

また、その血統ごとに掛け合わせてはいけないカラーの子達を掛け合わせたり、
ミスカラーの子を“滅多に出ないレアカラー”として売りさばいている人もネットオークションの素人繁殖者に多いように思います。

掛け合わせてはいけないコ同士やミスカラーがあるのは、
それをすると遺伝的な疾患や性格に問題が出ることがあるから、という場合が多いのです。
それを知らずに(知ってやっていたら最低)行う繁殖者もありえませんが、
その犬種が欲しいと思った側も、少しでも勉強してから買うのが正しいと思います。



純血種が飼いたいのなら、
愛あるブリーダーから購入しましょう。
じっくり時間をかけて調べれば、
そこが犬達に愛を持ったブリーダーかどうか分かります。

そして、有名な犬舎が、愛あるブリーダーとも限りません。


我が家のぶっちゃんは、
ショープードル専門犬舎の犬でした。
そこのブリーディングに使われる犬たちは、
1日数回トイレのために小さな運動場に出されるだけ。
積み重ねられたゲージに1頭ずつ入っていて、
1頭が吠えると皆が一斉に吠え始めるため、
声帯を取ってありました。

ぶっちゃんは、私がその犬舎で働いていた時に、
種犬にする事を条件にタダで譲り受けました。
一方的に書くのはズルいと思うので顛末は省きますが、
犬に対する考え方も人間性も私には合わなくて
そこを辞める事に決めた時、ぶっちゃんを返せと言われました。
その後、もめにもめて我が家の犬になったぶっちゃん。

もしあの時ぶっちゃんを返し、その犬舎の種犬になっていたら、
声帯を取られ、一生を狭いケージの中で過ごさねばなりませんでした。
今も、あそこにいた犬達を思い出します。

その犬舎は、きっと元はプードルが好きで好きでたまらなく
だからこそブリーディングを始めたのだと思いますが、
私が見た頃は、既にそこの多くの犬は、
お金になる子犬を産む「素材」にされてしまっていたように思います。
私は2度とそこの犬舎に行く事はないし、
友人知人がそこで犬を購入しようとしたらやめるように言うでしょう。

本当に犬一頭一頭に愛情を持っているブリーダーか見極めるのは難しいことですが、
それは命を買おうとしている買い手側のやらなければいけない責任なのだと思います。

血統にこだわりがなく、中型犬以上のサイズの犬でも無理なく飼う事ができる環境があるなら(ミックスの犬は中型犬サイズのコが多いので)
是非保健所やシェルター、里親募集のコを候補に入れて頂けたらと思います。


今のこの、後から後から湧くように明らかになる繁殖業の実態を改善するためにも、

生体販売反対。.gif

生体展示販売している場所では何も買いません。

↑これが私でもできる不幸な犬猫を救うための行動です。
イギリスのペット展示販売がなくなったのは、
一般市民が始めた不買運動が始まりだったそうです。

不幸な生き物を無くすために、
直接的でなくとも、私たちには出来ることがあるのだと思います。




















ニックネーム ツマ at 01:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 大事な命の為に(>_<) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ。

GWですが、『貧乏暇なし』でーす。
ツマ。さん、だから、顔バリやらブローが
お上手だったんですね!
納得しました。
もしかして、都内のMさんにいたのですか?
それか、F市のSさんかな?

そうですね、愛あるブリーダーは
ペットショップに犬を卸しませんね!
母犬や繁殖場を見られたくないから
市場やショップに卸さざるを得ないんですよね。
ガラスのケースに入っている子犬を見て
可愛いと思う前にこの子は、どこで産まれ
母犬は、どんな状態で生きているか考えて
欲しいです。

悲しいことに、
ペットブームと騒げば騒ぐほど不幸な犬は、
減りません。
ペットショップがある限り、不幸な犬は
減りません。

長くなってごめんなさい。。。
Posted by ロコ母 at 2007年05月02日 21:50
>ロコ母さん。

こんばんは(~0~)コメントありがとうございます。

どうもー、GWてナニ??なツマでーーす( ̄Д ̄;;
犬仕事時代よりもその後のアパレル勤務のほうが長いので、もうぶっちゃん以外はカットもできません。
バリカンも恐る恐るかけてます≧(´▽`)≦アハハハ

やっぱり根本を直さないと
この連鎖は続きますよね。
犬を飼うってどういうことか、
もっと真剣に考えてもらえるようになっていったらいいと本当に思います。
欲しい、飼いたい、と思っても、
自分の生活環境や経済力を冷静に分析して、
ムリそうならガマンすることも必要ですよね。
服や嗜好品を買うみたいに、
ガマンできなくて欲しいから買っちゃう、みたいな
安易さを助長する空気を業界・飼い主側共に
作ってしまっている気がします。
ロコ母さんお体大丈夫ですか?
お仕事と一時預かりと大変かと思います。
本当にありがとうございます。

Posted by ツマ。 at 2007年05月10日 18:42
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